英会話講師になってまだ数ヶ月ですが、もう辞めたいです。
レッスン準備を寝る間を惜しんでしています。体が持ちません。
そうなんですね… 辛いですね。
私もその期間を経験してきたので、気持ちが痛いほどわかります。
辞める前に、もう一度、冷静戻って本当に辞めていいか一緒に振り返ってみましょう。
こんにちは。
現役外資系OL 兼 英会話講師(現在、英会話講師は副業)の あさの です。
元々、私も英会話講師の仕事をメインで行っていました。
誰もが知っている大手の英会話教室です。
英会話講師になることは、私の一つの夢や憧れで、慣れたときは本当に嬉しかったですが、仕事は本当に、大変でした。
最・初・は。
誰でも、研修期間や初めの仕事を覚えなくてはならない時は大変なものです。
それも踏まえ、もう少し講師業を続けた方がいいのか、辞めて他の道を目指した方がいいのか… 私の経験を含めてお話しします。
【悩み別】英会話教師を辞めるべき?チェックリスト5
もう辛すぎて耐えられない。
我慢の限界だ。
そういう方は、読み進める必要はありません。
辞めてしまっていいんですよ。
だって、仕事なんていくらでもありますから。
辛くて、精神的に病んでしまうくらいなら、一旦、人生の仕切り直し。
少し休んで、ゆっくり最低限のバイトでもしながら、次のお仕事を探すのだって全然いいじゃないですか。
自分の「心のケア」をしてあげてください。
ただ、このページを読んでくださっている皆さんは「辞めようかな…」と、まだ悩んでいる方が多数だと思います。
そういう方は、読み進めてくださいね。
Q1. レッスン準備に時間がかかりすぎて、寝る時間がない
私も、同じ思いを抱えていました。
でも、最初に伝えたいのは、これは永遠に続きません。
慣れたら(1年後が目安)、準備時間は0に近くすることも可能です。
英会話講師1年目の私は、1レッスン(50分)に平均30分程度の準備時間が必要でした。
7レッスン教えるときの準備時間は、30分 x 7 = 210分… 3時間半!!
全て、業務外の時間に行っていたことです。
プライベートの時間が削られるし、寝不足になるし、辛さはありました。
問題は、これを単なる業務と捉えるか、自分のための勉強・投資と捉えるかです。
私は後者でした。
きっと皆さんも、英語や教えることが好きで、講師になられていますよね。
寝る時間は削られ、ストレスに繋がることもあります。
でも、その分、自分の英語力向上や指導方法の勉強になっていますよ。
その時はがむしゃらでも、自分では気付きにくいだけで、色々上達しています。
レッスン準備も大変ですが、一度教えたことってそう簡単に忘れません。
なので、3年とは言いません。
1年間、続けてみてください。
きっと見えてくるものがあります。
Q2. セールス業務(再契約・教材販売)がしたくない
この悩み… 私も感じていました。
そもそも、私が講師になったのは「英語の知識を広めたい」からであって「教材を売りたいわけじゃない」と思っていました。
でも、企業に所属して英語を教えている以上「企業として売上を上げること」は必要であり、ビジネスな以上、顧客を維持・新規獲得していかなくてはなりません。
この悩みは、個人で英語を教えるなら解決できる問題です。
生徒が本当に必要としている教材のみを提供し「指導料」だけでやっていくのは可能ですね。
但し、個人で英会話教室をすることは、簡単なことではありません。
私の周りでも、失敗していく人を多くみてきました。
企業に属して英語を教えるのは、良いスタートだと思います。
どう言った指導方法が効くのか、どんな生徒層に自分は指導がしたいのか、ビジネス観点でも学ぶことはたくさんあります。
何でも「一生この生活が続く」と思うと辛いですが、終わりが見えていると頑張れることが多いです。
自分が独立して英会話教室を始めるための学びの場として捉え、1年は踏ん張ってみましょう。
Q3. 自分の英語力が十分じゃなくて辛い
生徒の英語レベルは様々です。
たまに、英語レベルが高めの生徒がクラスにいて、たくさん発言されたりすると「自分の英語力が十分じゃないんじゃないか」と、心配になってしまいますね。
そういう時は「その生徒が知らないであろう英語表現や情報を1個でも教えてあげる」ことをしてあげてください。
1個って少ないんじゃ?と思うかも知れませんが、そんなことはありません。
レッスンが終わったあと「今日のレッスン意味なかったな」と思うのと、「今日はこの表現初めて知ったな」と思うのでは雲泥の差です。
高レベルの人ほど、新しい表現を知ることが日常では少ないので、それが知れたことへの評価は高くなります。
そもそも、どうしても自分がアサインされた英語クラスのレベルが高すぎて、準備時間もとられすぎてままならないようなら、マネージャーに相談してみてください。
いろんな英会話教室を見てきましたが、外国人先生をあてがってくれたり対処してくれることがほとんとです。
悩んで辞める前に、できることは全てTRYしてみましょう。
辞めたあとは?この転職はNG!これなら正解!
オススメしない転職先
英語業界にいる方なら、海外旅行などが好きな方が多いと思います。
そこで浮かぶのが、旅行業界への転職ですがオススメしません。
一般的な旅行会社は、正直成長はしていません。
昔は、旅行と言えば、旅行会社のカウンターに行ってパンフレットを見て…
今はどうでしょう。
ネットで簡単に予約ができますよね。
航空券やホテルの予約も簡単にできるようになったので、個人旅行で予約をする人が年々増えています。
旅行会社の人材としての需要は減っています。
オススメする転職先
日系企業の海外事業部(ジャンル問わず)
現在、海外進出している企業はたくさんあり、英語が話せるだけで優遇されるポジションは多数あります。
TOEIC 860点以上あれば、可能な職種もたくさんあります。
私の友人は、海外事業部の既存営業のようなポジションに就きました。
専門知識はありませんでしたが、仕事をしながら覚えていけば良いという風潮が日系企業ではよくあります。
既存営業なので、電話で営業などしなくて良いし、ノルマなどもないそうです。
お客さんとの関係維持や、毎月オーダーを受けて、その微調整(状況によってもう少し多めに今月オーダーをもらって来月少なくしてもらうなど)をしているそうです。
日系の海外事業部の営業で、年収500万〜など十分可能です。
外資系企業(ジャンル問わず)
私は、この道を選びました。
外資系は日系に比べ、給与が良いこともあり選びましたが、正解だったと思っています。
私は、英会話講師からIT企業に転職しました。
外資系企業経験がなくても、就職する業界の知識があれば可能な就職先はたくさんあります。
外資系企業は、新卒より社会人経験者を優遇する傾向にあります。
まずは、外資系企業専門のリクルート会社に登録してみてください。
これが、外資系企業への転職を成功させるための本当の近道です。
通訳・翻訳家
通訳や翻訳は経験がないと難しいと思っていませんか?
経験がないといけない求人もありますが、英語力だけ必須になっていることもありますよ。
仕事内容としては、会議の通訳やメールの翻訳などとなります。
こちらも年収500万を超えるようなお仕事が多いです。
個人で英会話教室
英語を教えることを本業に絶対していきたい!という意思のある方は、この道を選ぶことになると思います。
フランチャイズの英会話教室もたくさんあるので、そこから初めてみるのも一つの手かも知れませんが、オススメしません。
私も一時期、検討していた時に、説明会を聞きに大手の英会話教室のフランチャイズの教室開業説明を聞きに行っていました。
フランチャイズは、最初自分で教材などを購入しなくてはならなかったり、最初の少ない売り上げから、本部に売り上げを納めなくてはならなかったり、開業資金に十分蓄えがないと始めにくいのが現状です。
やるなら、思い切って自分でやることをオススメします。
ただ、こちらも、すでに自宅にスペースがあり、そちらを教室として使えるなどの状況がある場合にのみ、私はオススメしています。
最初のうちは、企業に雇われていた頃の給与は望まず、周りの友人やその子供などから初めてもらい、その間にSNSなどで広めたりと、新規顧客の開拓も自分でしながらなので、相当の覚悟を強い意志がある方のみです。
とは言いながらも、私の周りでそのようにして英会話教室を運営してる人も複数名います。無理なことではないので、しっかり計画を立てて、頑張ってくださいね。
【英会話講師】メインから副業へ変えた私が思うこと
私は今、IT系企業で本業として働きながら、英会話講師業を週に数日行なっています。
英語を教えることは大好きだけど「収入源」として働く働き方に、嫌気がさしてしまっていました。
というのも、生活がかかっていることで、やはり余裕がなくなるし「英語を教えてあげたい」というピュアな気持ち以外の邪道な部分が、私も意思を邪魔していると思ったからです。
英会話講師は、どんな形でも行えるし、後から戻ってくることも容易な職業です。
無理にストレスを抱えず、辞めるならやめて、人生を楽しんでくださいね。
同じ英会話講師として、心から応援しています。
コメント
突然の問い合わせ失礼します。
英語学習ひろばというサイトの運営を行っております塩見賢人と申します。
現在は、WEBの立ち上げから日が浅い為、サイト上では個人として運営を行っていますが、弊社で専門の部署を立ち上げ、今後法人として行う予定となっております。
弊社のこちらのページ( https://hitononayami.com/foreign-owned-survey/ )では弊社独自に行った、外資系会社の調査結果を掲載しております。主な調査結果内容は下記の3点です。
・外資系会社の平均・中央値年収
・実際に外資系で働く人たちが持っているTOEICスコア
・実際に外資系会社で働く人たちが必要だと感じているTOEICスコア
弊社独自にアンケートを行い調査した結果なので、他では掲載されていない内容です。
弊社では、この調査結果を、現在英語の学習を行っている幅広いユーザーや転職を検討しているユーザーに届けられればと考えております。
またこのような調査結果を掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思います。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。( https://hitononayami.com/category/survey/ )