【永久保存版】英会話学習。何から始めたらいいかわからない人必読!挫折しないたった1つの方法。

英語を学ぶ

英会話の勉強をしたいと思うんですが、どこから手をつけたらいいかわからなくて…

asano
asano

英会話学習の方法。やみくもに始めてしまうと、挫折してしまいます。最初に整理して、順序よく、効率的に学んでいきましょう。


本記事に向いている人
  • 英会話を始めたいけど、何から手をつけていいかわからない
  • 英会話の勉強を何度も挫折している
  • 日常英会話ができるようになりたい
  • 海外旅行で現地の人と会話を交わせるようになりたい
  • 英会話を始めたばかりの初心者・初級者レベル
  • 英検3〜5級、TOEIC500点程度
スポンサーリンク

英会話にもPDCA

「英会話を勉強したいけれど、どこから手をつけていいかわからない」皆さん。

突然ですが「PDCAサイクル」をご存知でしょうか。
(難しく聞こえますが、すぐ本題に入るので読み進めてくださいね!)

PDCAサイクルとは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つからなる、サイクルのことを言います。

(1) Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
(2) Do(実行):計画に沿って、業務を行う。
(3) Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
(4) Action(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

引用:Wikipedia PDCAサイクル
PDCAサイクル - Wikipedia

元々は、品質管理手法の考え方として生まれましたが、現代では、様々な現場で使われています。

私も、マーケティングを学んでいたときに、この手法に出逢いました。

「もっと早く知っていたら…!(残念ながら私が勉強していた時にこの方法は知らず・・・がむしゃらに勉強していました。)
というのも、英会話を勉強する上でも「PDCAサイクル」はとても便利な手法なのです。

今日は、この手法に則って、私が自信を持ってオススメする、もっとも効率的に、且つ、挫折しにくい方法で英会話を学ぶ方法を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

英会話学習【PDCAサイクル実践例】

冒頭から、実践例をお伝えしますね。

PDCAという考え方を、英会話の勉強に当てはめるとこうなります。

  • 学習計画作成(PLAN)
    • 自分の英語の弱点を知り、学習計画を作成する
  • 学習(DO)
    • 計画通りに学習する
  • 進捗・習熟度の確認(CHECK)
    • 振り返り学習計画通りにできているか・習熟度合を確認する
  • 改善(ACT)
    • 計画通りに出来ていなかったり習熟度が当初の想定とはズレていた場合、軌道修正のための改善策を考える



このPDCAの考え方を、「日常英会話ができるようになる!」ということを目標にした場合、下記のような例を作ることができますよ。

(例)

  • 学習計画作成(PLAN)
    • 毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ書く。4週間(1ヶ月)繰り返す。
    • ゴール:1ヶ月で35単語を覚える。
  • 学習(DO)
    • 計画通りに学習する。
  • 進捗・習熟度の確認(CHECK)
    • 「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」ができていたか、毎週土曜に確認する。
    • 「ゴール:1ヶ月で35単語」が覚えられたか、月末の日曜に自分でテストし確認する。
  • 改善(ACT)
    • 今週は残業日が続き「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」が火曜・水曜分できていなかったので、土曜に火・水・土曜分を学習した。
    • 1ヶ月学習を終え35単語を覚えられたかテストしたが、20単語しか覚えられていなかった。来月からの学習は、「毎日すること: 1日5個の単語を10回ずつ 1日5個の単語を20回ずつ」へ変更した。

スポンサーリンク

学習計画作成(PLAN)

まずは、「学習計画を作成する」について、方法をお話しします。

本フェーズでは、2つのアクションが必要です。

  • 自分の弱点を知る
  • ゴールと毎日することの計画を立てる

自分の弱点を知る

自分の弱点・・・と言われても、どうやって調べればいいのか、わかりませんよね。

わからないのには、理由があります。


そもそも、英語を話すのに何が必要か?がわかっていないからです。

詳細は割愛しますが、英語を話せない人には、大きく4つの理由があります。

(「英会話を話すのに何が必要なのか?」について、下記の別記事でまとめているので、読んでみてくださいね。↓)

「日常英会話ができるようになる!」を目標にしているあなたの場合、下記チェックリストの4項目ができているか、ご自分でチェックしてくださいね!

チェックリスト

1. 英単語
日常英会話に必要な単語数は約1500語(+派生語3500語)あります。この単語チェックリストに、知らない単語がありますか?

2. 文法
日常英会話をするのに必要な文法は、大きく分けて13種類あります。この文法リストに、知らない文法がありますか?
3. 発音
英語を話すときに、頭に単語や文は浮かんでいるのに、どのように発音したらいいかわからず躊躇することがありますか?

4. 欧米文化への慣れ
普段英語を話すとき、恥ずかしいと感じて発言を躊躇することがありますか?

※このチェックリストは、あくまで「日常英会話」ができるようになりたい人向けのリストです。今までの私の講師経験の中から分析し、本当に必要で最低限の単語や文法などに絞り込んであります。

あなたは、1〜4の中で、どれができていませんか?
まず、この4つの中で、自分が何が欠けているのかを、見極めてください。

もしあなたが英会話スクールに通っていれば、あなたの先生に聞いてみてください。
しっかりあなたのことを見ていてくれている良い先生であれば、あなたがどれができていないのか、教えてくれるはずですよ。

「ゴール」と「毎日すること」の計画を立てる

自分の欠けている項目がわかったところで、計画を立てましょう。
学習計画といっても、下記の2つを立ててくださいね。

  • ゴール
  • 毎日すること

英語は、継続が大切です。
毎日10分だけでもいいです。必ず、毎日学習する計画を立ててくださいね。


参考として、単語を覚えることが必要な方のために、のオススメの方法を別記事で書いているので参考にしてくださいね。

(例)
  • 学習計画作成(PLAN)
    • 毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ書く。4週間(1ヶ月)繰り返す。
    • ゴール:1ヶ月で35単語を覚える。

学習(DO)

学習計画が立てられたら、それに則って、実行あるのみ!

自分が立てた、目標。
自分が立てた、スケジュール。
自分の夢のための、行動。

一歩一歩、確実にこなしていきましょう。

進捗・習熟度の確認(CHECK)

自分が立てた学習計画通りに学習できているかや、習熟度合を確認しましょう。

学習計画を立てたと言っても、私たちは毎日忙しいですよね。
なかなか思い通りにいかないのも事実。

でも、だからと言って決して諦めないでくださいね!
早めに気づいた遅れは、簡単に取り戻せます。


進捗・習熟度のチェックは、

  1. 「毎日すること」進捗チェック(週に一度)
  2. 「ゴール」習熟度チェック(月に一度)

と、2種類行うことがオススメです。

1. 「毎日すること」進捗チェック


毎週、しっかりスケジュールに沿って学習できたか、確認しましょう。
できていなかった分は、その都度取り戻して、計画倒れにならないようにしましょうね。

(例)

  • 学習計画作成(PLAN)
    • 毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ書く。4週間(1ヶ月)繰り返す。
    • ゴール:1ヶ月で35単語を覚える。
  • 学習(DO)
    • 計画通りに学習する。
  • 進捗・習熟度の確認(CHECK)
    • 「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」ができていたか、毎週土曜に確認する。


こう言った場合も、英会話スクールに通っている方は、先生が手助けしてくれると思います。

個人レッスンの受講者の方は、毎週先生に、学習した分をチェックしてもらってもいいでしょう。

グループレッスンの受講者の方は、レッスン内容がスクール毎で決まっているので、毎回チェックしてもらうのは難しいかと思います。でも、「こんな取り組みをしているよ」ということをシェアして、毎週声をかけてもらえるようにお願いしてみましょう!先生も、あなたが英語を頑張っているのを応援してくれているので、快く受けてくれると思いますよ!

2. 「ゴール」習熟度チェック

「毎月」とは言っていますが、毎月にこだわる必要はありません。
キリのいいところ(1-2ヶ月スパン程度)で、チェック作業をしてあげてくださいね。

(例)

  • 学習計画作成(PLAN)
    • 毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ書く。4週間(1ヶ月)繰り返す。
    • ゴール:1ヶ月で35単語を覚える。
  • 学習(DO)
    • 計画通りに学習する。
  • 進捗・習熟度の確認(CHECK)
    • 「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」ができていたか、毎週土曜に確認する。
    • 「ゴール:1ヶ月で35単語」が覚えられたか、月末の日曜に自分でテストし確認する。

改善(ACT)

ここまできたら、必要があれば軌道修正するのみです。

上記の「進捗・習熟度の確認(CHECK)」フェーズで、できていなかった点を修正・改善しましょう。

  • 毎日すること:
    • できていなかった場合 >> できていなかった分を多めにこなし、遅れを取り戻す。
  • ゴール:
    • できていなかった場合 >> 「毎日すること」の内容を見直し、ゴールに達するように学習計画を立て直す。

(例)

  • 学習計画作成(PLAN)
    • 毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ書く。4週間(1ヶ月)繰り返す。
    • ゴール:1ヶ月で35単語を覚える。
  • 学習(DO)
    • 計画通りに学習する。
  • 進捗・習熟度の確認(CHECK)
    • 「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」ができていたか、毎週土曜に確認する。
    • 「ゴール:1ヶ月で35単語」が覚えられたか、月末の日曜に自分でテストし確認する。
  • 改善(ACT)
    • 今週は残業日が続き「毎日すること:1日5個の単語を10回ずつ」が火曜・水曜分できていなかったので、土曜に火・水・土曜分を学習した。
    • 1ヶ月学習を終え35単語を覚えられたかテストしたが、20単語しか覚えられていなかった。来月からの学習は、「毎日すること: 1日5個の単語を10回ずつ 1日5個の単語を20回ずつ」へ変更した。

さいごに

いかがでしたか。

今まで挫折してきてしまった方も、これから英会話学習を始めようという方も、ぜひこの方法で英会話学習をぜひ始めてみてくださいね。

一人でも多くの方に「英語を話すことが楽しい!」と思ってもらえるように、これからも有益な情報を発信していけたらと思っています。
一緒に楽しい英語ライフを送りましょう。

コメント